もしも貴方がはじめてのラマダンを体験するのであれば。。。
もしも貴方がはじめてのラマダンを体験するのであれば。。。
ドバイに十数年のDubaiFoodieからの僭越ながらラマダンの過ごし方のアドバイスを。
1.ラマダンカレンダーを毎日チェックする事。
これで日の出と日の入りの時間が分かります。
特に重要になってくるイフタールの時間は、マグレブのお祈りの時間が断食終わりの時間なので、そこをチェックすると1日のプランがしやすくなるはず。
2.ドバイはイスラム教徒の国、郷に入って郷に従うです。ノンムスリムは、私を含め断食しませんが、日中に街中(飲食が大丈夫な場所を除く)で飲食をすることはやめましょう。
3.肩と膝が隠れる格好で。
普段ドバイはここ数年今まで以上にオープンになってきました。ドバイモールなんか、へそだしファッションの子がいた時にはわたしは驚いたものです。
ただし、ラマダン中は男性も女性も膝と肩が隠れる格好をする事で、ムスリム達へのリスペクトと配慮ができます。
私はこの機会なのでスーパーロングのワンピースや、ルースなロングパンツを楽しく着ています。
もしもタンクトップを着たい場合は一枚羽織る物を。
4.日中もノンムスリムは、こまめに水分補給を。 日中飲食が出来るところが限られてきます。私はいつも500mlの水は持ち歩き、飲める場所ではこまめに飲んでいます。
5.買い物や外出の時間を考える。
イフタール2時間半前くらいから、住宅街に続く道は家に急いで帰る車で混む事も多々あります。特にイスラム教徒が多い場所。
タクシーも捕まりにくくなります。
今日の話ですが、私は混んでいるスーパーに行きたくなかったので、徒歩圏内のスーパーに向かってイフタール1時間前から歩き出し、寄り道をいろいろしていたので、ついた頃にちょうどイフタール開始後。かなりスーパーは空いていたのですが、新鮮なお野菜が無くなっていました😢
考えてみれば、そうですよね。
今度は朝の涼しいうちに行こう。
断食中のタクシーは運転が荒くなりやすいので乗りたく無いから、グローサリーもデリバリーを多用していきたいところです。
6.できればイフタールを、体験して欲しい。
コロナの状況でイフタールをやっている所は少ないですが、機会があれば是非イフタールを体験して欲しい。
ドレスアップしてホテルのイフタールも素敵だし、テイクアウェイのイフタールをみんなでワイワイも。(これは、国の人数制限などちゃんと守ってくださいね) あの夜遅くまでみんなで過ごす心地よい時間は、経験しないとわからないものがあります。
街中でもラマダンのポップアップイベントで、ヘナを体験できるブースが色々立ち並んだり、アラビックコーヒーがデーツと一緒に配られたり、色々喜び事という雰囲気が味わえます。
7.もしもデリバリーのお兄さんが、イフタール近くに家に来たら、水やデータをオファーしてあげてください。
デリバリーに限らず、もしも自分が水や食事をオファー出来る状況なら、周りの必要な人にオファーしてみてください。ドバイの労働環境の中では、イフタールの時間でも飲食を始められない人も沢山います。
8.なによりもリスペクト。
ラマダンとはイスラム教徒にとってとっても聖なる月。飢えている人の立場に立って、日々に感謝する月。
本当に偉いです。食いしん坊の私からしたらエクストラで尊敬です。
お腹が減って、喉がかわいて辛いのに、私のことは気にせず食べてね！って笑顔で言ってくれる同僚達には、本当に頭が下がります。人間として一歩先をいっている。
どんな宗教であってもリスペクトを出来れば、うまく行くはずです。相手の立場に立って物を考えたら、どうすれば相手に優しくなれるのかがわかるはずです。もしも、わからなかったら、直接相手に聞いてみましょう。優しく教えてくれるはずです。
以上がノンムスリムの私が今まで体験して感じてきたラマダンの過ごし方のアドバイスです。少しでもお役に立てたらなと思います。ラマダンのことだけでなく、イスラム教の事は沢山本で読んだのでアベレージよりは詳しいはず。隣人を知ることはとても楽しい事です。オススメ！
どうか皆さんのラマダンがholyでblessingに溢れるものになりますように。
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